天香具山の麓に天岩戸神社はあります。
大和三山の中でも格上の存在であった香久山・・・その麓に天照大神にまつわる天岩戸神社が鎮座します。
民家の奥にひっそりと佇む社です。
奈良県内では、久米寺や矢田寺が紫陽花の名所として知られますが、ここ天岩戸神社にも紫陽花の花が綺麗に咲いていました。
香久山の反対方向の麓には天香山神社が鎮座します。
どちらも由緒正しい、歴史ある神社として知られます。
雨上がりの紫陽花は実に綺麗です。
境内にしっとりとした趣を添えています。
香久山登山口と天岩戸神社境内。
登山口から坂道を下って、およそ5分ぐらいで天岩戸神社にアクセスします。
天岩戸伝説のことが頭をよぎります。
「天照大神」と思うだけで、なんだかとても神々しい社に感じられますね。
決して広い境内ではありません。
お守り授与所があるわけでもなく、社務所すら周囲には見当たりません。地域の人々によって大切に守られてきた神社であることがうかがえます。
鳥居脇の紫陽花も栽培されているというよりは、自然にそこに生えているといった感じです。日本神話の源流にゆかりのある神社であり、そこにはプリミティブな空気が漂っていました。
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