薬師寺参拝の際、修学旅行生の方々と遭遇致しました。
これは薬師寺名物の法話が聴けるかも・・・と思っていたら、案の定その恩恵に与かることができました。
薬師寺の金堂。
法話を聴いている最中でも、俯いて眠そうにしている学生さんは居るものです。
俯(うつむ)いていたら何も始まらない。
そういう状態のことを「面倒」と言うのだ、とお坊さんがおっしゃっていました。
お寺に蓮の花がよく似合います。
なるほど!と思わず膝を打ってしまいます(笑)
何に対しても面倒臭い、面倒臭いと言っている人は、目の前のモノに目を輝かせていませんよね。
その反対に、何に対しても興味津々で前向きに取り組んでいる人には光が差し込みます。
後光が差しているような状態とでも言いましょうか。
仏様の後ろにある光背のようなものがイメージされます。そう、光が差して白く見えるのです。
そのような状態のことを「面白い」と言うそうです。
1300年の歴史を貫く薬師寺東塔。
法話を聴いていると実に面白い!時間の経つのを忘れてしまいます。
薬師寺の法話会場。
北の入口から入ってすぐの所にある東僧坊です。
最後に皆で合掌をして法話は締め括られたのですが、その合掌の際にも面白いお話を聴くことができました。
掌のシワとシワを合わせて「幸せ」・・・これはよく聞きますよね。
学生さんの中には、ふざけて手の甲と甲を合わせて指の節を合わせる方もいらっしゃるようです。これは節(ふし)合わせで「不幸せ」を意味するそうです(笑)
さらには、爪と爪を合わせて「詰め合わせ」なんていうのもあるようです。
妙に説教臭くないところが人気の秘密ですね。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003