遠くから香久山を見つけるのは難しいと言われています。
大和三山の中でも畝傍山と耳成山は、比較的簡単に遠くからでも見分けることができます。特に畝傍山は分かりやすいですね。
田植えシーズンを迎えた香久山の風景。
近寄って見ると、こんな感じの山です。大和三山に共通して言えることですが、山と言うよりは”丘”に近い感じがします。
香久山を西側から撮影してみました。
橿原市コミュニティバスの停留所「別所町」が見えます。
バスの通り道には美しい花が咲いていました。
一段高い歩道も整備されているのですが、あまり歩行者は見かけませんでしたね。
香久山の麓から飛鳥エリアまでは車で2~3分のアクセスなんですが、さすがに徒歩だと15分ぐらいはかかります。この辺りに観光客の往来が頻繁に見られるようになるのは、世界遺産登録を達成した後になるでしょうか。
天岩戸神社の紫陽花。
香久山の南山麓に位置する神社です。
古代の貴婦人も食していたと伝えられるチーズ「飛鳥の蘇」を作っていらっしゃる西井牧場さんのお店が近くにあります。
天岩戸神社の近くを歩いていると、米虫さんという珍しい苗字の表札を見つけました。
穀象虫(こくぞうむし)のことを意味するのでしょうか?いわゆる米食い虫のことですが、米虫は縄文時代の遺物からも見つかっているとのことですから、歴史ある香久山界隈にはどこかリンクしていますよね。
明日香村小山にあるアトンおもちゃ館と香久山。
アトンおもちゃ館は知る人ぞ知る、ノスタルジーあふれるマニアックなおもちゃ館です。
ガイドブックにも時々掲載されていますが、お好きな方は訪れてみる価値ありです。
香久山エリアに咲く花。
自然を満喫するにはうってつけの場所ですね。
魚眼レンズで撮影してみました(笑)
香久山の北の麓に位置する天香山神社へ向かう途中に、香久山の登山道入口があります。
橿原市コミュニティバス「別所町」停留所から香久山の方へ少し近づくと、「木之本町」停留所があります。
運賃は170円のようです。
夏休みに子供連れで賑わう橿原市昆虫館へも、この橿原市コミュニティバスで行くことができます。
古来、国見の山として重要視されてきた香久山の麓に立っていると、何やらスピリチュアルなメッセージを感じ取れたような気が致します。香久山は間違いなく、奈良県下有数のパワースポットと言えるのではないでしょうか。
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