寺社建築には美しい意匠が施されています。
蛙股もその一つ。
松尾寺三重塔の蛙股。
蛙股とは、二つの横材の間に入れられた束(つか)の一種で、上方の荷重を支えると共に装飾の役割も果たしています。
建築におけるデザインの一種なのでしょうが、昔の人の遊び心が感じられます。
松尾寺三重塔。
お寺を参拝していると、蛙股の他にも様々な建築美を目にします。
釘隠し、火灯窓、連子窓・・・どれも職人の技を感じさせる粋な演出です。
こういう燭台にも風情が感じられます。
奈良には数多くの神社やお寺があります。
季節の花を愛でるのも良し、仏像を拝観するのも良し、独特の空気に包まれて心を癒すのも良し、色々な楽しみ方があります。
歴史に裏打ちされた建造物を細部に渡って鑑賞してみるのも面白いでしょうね。
美術鑑賞。
神社仏閣の魅力を堪能する美術鑑賞をおすすめ致します。
◇京都伏見稲荷大社の蛙股 装飾性に富んだ美しい蛙股をご案内!
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003