寺社に奉納されている絵馬にも、それぞれ個性があって面白いですよね。
鳥見山に鎮座する等彌神社の絵馬はこんな感じでした。
絵馬はなぜ”馬”なのでしょうか?
素朴な疑問が湧いてくるのですが、元々は生きた馬を奉納していた歴史があります。
そう、神馬(しんめ)と呼ばれる本物の馬を奉納していたのです。
神社の境内で興味深いものを発見。
干支と方角が記されていますね。
生きた馬を奉納するとなると、受け取った神社側も大変です(笑)
馬の世話に東奔西走しなければならなくなります。そのため、徐々に今の絵馬のような形になっていったと云われています。
百度石。
百度石にしてはとても大きく、等彌神社のシンボルのような存在です。
「申 大孝」と書かれた石碑の横にアガパンサスの花が咲いていました。
等彌神社では、夏になるとゆり祭りが催されていますが、アガパンサスもユリ科の花なんです。社務所の傍にはオニユリが咲いています。
絵馬には家型をした五角形のものが多いですよね。
その昔、屋根を上に乗せていたことに由来するそうです。
絵馬の歴史にも触れながら、奈良観光の懐深くへさらに進んで参りましょう・・・
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