薬師寺中門で仁王像に踏み付けられる邪鬼。
どこか滑稽でユーモラスな雰囲気が伝わって参ります(笑)
薬師寺中門の邪鬼。
観光客の視線は当然のことながら、中門の両脇に立つ勇ましい仁王像に向けられます。その陰で、痛ましいながらも微笑ましい邪鬼が存在しているのです。
こちらの邪鬼は、ちょっぴりくたばりかけ(笑)
邪悪なモノの侵入を防ぐために、その象徴として仁王像に踏み付けられています。
仁王様の表情は勇ましい限り。
金堂に安置されている薬師三尊像にとっても、頼れる存在なのではないでしょうか。
中門から金堂を望みます。
国宝の薬師三尊像が収められており、昨今では、金堂前に於いて音楽ライヴが度々催されています。
薬師寺の南受付(拝観窓口)。
修学旅行生の姿をあちこちで見かけましたが、薬師寺名物の法話が人気を博しているようですね。
回廊越しに薬師寺の三重塔が見えます。
薬師寺といえば、東塔と西塔の名コンビで知られます。薬師寺のシンボルと言っても過言ではないでしょう。
薬師寺中門に立つ吽形の仁王像。
肘を張って何かに立ち向かうポーズは、この場所が結界であることを伺わせます。
仁王像の足元に目を向ければ、踏み付けられた邪鬼の他にも、仁王様の足に太い血管が浮き出ていることにも気付かされます。
邪鬼にも注目してみましょう。
それぞれに新しい発見が潜んでいるのではないでしょうか。
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