三輪山の西の方角~国道169号線沿いにひっそりと佇む九日神社。
民家の片隅にある小さな社には、拝石信仰の面影を残す不思議な石が鎮座しています。
注連縄で結ばれた二つの石。
陰陽石なのでしょうか。
九日神社のほぼ真東のライン上に三輪山山頂があります。
「九日」・・・この字を合体されれば、「旭」になりますよね。朝日、旭日、朝陽・・・そう、やはり太陽との関連が垣間見えてきます。
太陽神でもあると伝えられる三輪山の太陽神信仰とも何か関係があるのでしょうか。
九日神社のご祭神。
多紀理比売命、狭依理比売命、多岐津比売命と書かれています。
九日神社の近くには、卑弥呼の墓ではないかと伝わる箸墓古墳も眠っています。桜井市立埋蔵文化財センターもほど近く、古代ロマンあふれる地にふさわしい静かな社です。
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