大和神社の鳥居脇に猿田彦大神が祀られています。
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)といえば、道先案内人のイメージがありますよね。
増御子神社(ますみこ じんじゃ)。
大和神社の摂社であり、学問の神様・道しるべの神様として崇められています。
神社のお渡り式などで一番先頭に立って行列を先導している天狗こそが、他ならぬ猿田彦大神なのです。大和神社の例祭で、毎年4月1日に催される「ちゃんちゃん祭り」で先導役を担っているのも、先立ちの神と言われる猿田彦大神です。
大和神社の鳥居前に立つ下馬札。
一種の結界ですよね、ここから先はいよいよ本当の神域へと入って行きます。
鳥居の左手に祀られている増御子神社。
猿田彦大神や天鈿女命(あめのうずめのみこと)が御祭神とされます。
JR長柄駅近くの踏切で、大東亜戦争と記された石碑を見つけました。
向こう側に見えるのは、橘森と呼ばれる大和神社の聖域。
そう言えば、大和神社の神紋は橘でしたよね。
交差点や町角の辻に猿田彦大神はよく祀られています。
日本最古の道”山の辺の道”に於いても、猿田彦と書かれた石碑を何度か見たことがあります。道の分かれる所に道先案内人はやはり必要なのでしょうか。
増御子神社の社内に「勝」の絵馬がぶら下がっていました。
人生の道しるべは学問の神様にも通じているようです。
おそらく合格祈願の絵馬ではないかと思われます。
天狗の顔を持つ大巨人と伝えられる猿田彦大神。
仏教の世界では、絵巻物や仏像が存在するお陰で想像が付きやすいのですが、神話の世界ではそうもいきませんよね(笑)猿田彦大神ってどんなお姿をなさっているのか?
天狗と一口に言っても・・・。
興味は尽きませんね。
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