五七桐は日本国政府の紋章としても知られます。
桐は鳳凰の止まる木と言われ、神聖視されてきた歴史があります。桐紋(きりもん)、桐花紋(とうかもん)とも呼ばれ、古来より朝廷や皇室関係に縁の深い京都山城国ではよく見られる家紋です。
御霊神社の鳥居。
奈良町の元興寺塔跡の近くに佇みます。
五七桐の名前の由来は、五七五に並んだ桐にちなみます。三五三に並んだ「五三桐」という桐紋も存在していることから、五三桐と区別するために五七桐と呼ばれています。
五七桐の案内書きがありました。
日本国政府の紋章であると同時に、神道の紋でもあるんですね。
天神七代・地神五代を象徴した紋であるとのこと・・・古事記の冒頭部に見られる天神七代と、天照大神をはじめとする地神五代の神々がシンボライズされた由緒正しき紋です。
御霊神社の恋みくじ。
一体200円のようですね。
恋みくじに寄ってみました(^v^)
奈良県内の家紋には、菅原道真ゆかりの梅をモチーフにしたものが多いと聞きます。
菅原道真生誕の地と伝わる菅原神社(菅原天満宮)も奈良市内にありますからね。
奈良の御霊神社の神紋は五七桐。
奈良県内の神紋をめぐるツアーも面白そうですねヽ(^。^)ノ
墨坂神社の右離れ立ち葵、宇太水分神社の面高(おもだか)、春日大社の下がり藤等々・・・一口に観光ガイドと言っても、実に様々な切り口のあることに気付かされます。
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