大化の改新の舞台となった伝飛鳥板蓋宮跡は、飛鳥寺から石舞台古墳へ続く磐余の道沿いにあります。
伝飛鳥板蓋宮跡。
椿の花でしょうか、早春の見頃を迎えようとしています。
復元された大井戸ですね。
蘇我入鹿討伐の場所として知られる伝飛鳥板蓋宮跡。
ここで切られた入鹿の首が、飛鳥寺近くまで飛んでいったという逸話が残されています。飛鳥寺と甘樫丘の間に建つ入鹿の首塚はあまりにも有名ですよね。
伝飛鳥板蓋宮跡は、皇極天皇の宮があった所とされます。
現在は国の史跡に指定され、史跡公園として整備されています。
石敷きの広場や大井戸が往時の姿を偲ばせます。
水路のようなものも見られますね。
伝飛鳥板蓋宮跡は明日香村岡に位置しており、岡天理教のすぐ近くです。駐車場はございませんので、徒歩かレンタサイクルでアクセスされることをおすすめ致します。
バスで行く方法もありますね。
JR桜井駅からだと、石舞台行きバス「石舞台」下車徒歩15分。近鉄橿原神宮前駅からだと、奈良交通バス岡寺前行き岡天理教前バス停からすぐの場所にあります。
飛鳥寺の蹴鞠で出会った中大兄皇子と中臣鎌足(藤原鎌足)が、談山神社での入鹿討伐の密談を経て、伝飛鳥板蓋宮跡での入鹿討伐実行へと続きます。
大化の改新は645年の歴史的大事件でした。
「無事故(645)で行こう」なんて語呂合わせで記憶している人も多いのではないでしょうか(^v^)
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