結婚式の鏡開き。
ブライダルセレモニーの中でも一際華やぐ瞬間ですヽ(^。^)ノ
鏡開きの酒樽。
実はこの「鏡開き」という日本語は、正しい日本ではないようです(*^_^*)
鏡開きではなくて、鏡抜きが正しい表現になります。
ちょっと意外ですよね。
標準的な日本語を使うNHKの言葉にも、「鏡を抜く」「四斗樽(しとだる)を開ける」等の表現が見られます。
元来「鏡開き」とは、お正月に飾っていた鏡餅を下げて、雑煮や汁粉にして食べる正月行事のことを意味します。武家社会の風習として伝えられてきた鏡開きですが、現在では1月11日に鏡開きをする習慣が残っていますよね。
お餅の鏡開きが、なぜ結婚披露宴の鏡開きにつながっているのか?
その理由は、酒屋さんが樽酒の蓋のことを「鏡」と呼んでいたことに由来します。
なるほど、確かに真ん丸で平らな形をしています。
祝宴の終了も「お開き」という言葉で表現しますが、「開く」という言葉には末広がりのイメージが重なって縁起が良いとされます。
「鏡」が円満、「開き」が末広がりを意味しているようです。
菰樽の蓋を木槌で割って開封します。
結婚式においては忌み言葉は慎まなければなりません(*^_^*) 鏡割りでは縁起が悪いということで、鏡開きと言われるようになりました。しかしながら、正しい日本語は「鏡抜き」だったんですね。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003