ハスイモの切り口を見てみましょう。
無数の小さな穴があります。まるで蓮根の穴を思わせるところから、蓮芋(はすいも)と名付けられたようです。
ハスイモの切り口。
ハスイモは芋茎(ずいき)専用種であり、茎の部分を食べる目的だけに栽培されています。赤ずいき、白ずいき(白だつ)とは全く異なる品種ですね。
ハスイモにはアクがありません。
以前に赤ずいきでコンポートを作ったことがありましたが、舌にピリピリくる独特のアクを抜く作業から始めたことを思い出します。その点、こちらのハスイモには強いアクが感じられません。
シャキシャキした歯触りが持ち味で、酢の物や和え物の料理に向きます。さっと茹でれば、煮物や汁の実としても使うことができます。
長芋素麺。
栄養満点の長芋を喉越しよく頂く一品です。
つるっとトロッと、なかなか美味しいお料理に仕上がりました。
冬瓜の旨煮。
夏に旬を迎える野菜ですが、冬まで保存できるため「冬瓜」という名前が付いています。
旨煮の後に残った冬瓜と、ベーコン、人参を加えてスープにしてみましたが、なかなか美味しかったです。冬瓜は中国料理のスープの材料としてもよく知られます。
鶏肉と椎茸のテリーヌ。
オーロラソースをお皿に描いて供します。
茄子と蓮芋の南蛮漬け。
フライパンで炒めたハスイモを、茗荷やスダチ等の和の食材を取り入れた南蛮酢に一昼夜漬け込みます。味が染みていてとても美味しいです。ハスイモ料理、これからも色々考案してみようと思います。
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