東大寺手前にある奈良の氷室神社。
奈良市内で一番早く開花するという枝垂れ桜の名所でもありますが、その鳥居脇に、興味深い紋のような意匠を見つけました。
氷室神社鳥居脇の紋。
氷室神社の神紋は瓜(うり)のようですが、石に彫られたこのデザインも瓜なのでしょうか?秋元瓜、あるいは織田信長の家紋で知られる織田木瓜(もっこう)紋にどこか似ています。
かなりデフォルメされているような気もしますが(笑)
氷室神社鳥居。
毎年催される献氷祭でもおなじみの神社です。
東大寺戒壇堂の花頭窓。
寺社建築に施された意匠には、現代人の目を引くものが少なくありません。
東大寺南大門の下を通る奈良公園の鹿。
鹿の向こう側には巨大な仁王像がそびえ立ちます。
氷室神社を訪れたのは、残暑の厳しい9月初旬でした。
鳥居からミストシャワーが出ていますね(笑) 神社といえども、観光客へのおもてなしを忘れてはいけません。
胡瓜の切り口に似ているから、胡瓜→木瓜(きうり)だと言われています。織田木瓜紋・・・織田家の家系は藤原の流れをくむんだそうです。藤原といえば、奈良の春日大社ですよね。氷室神社からもすぐ近くに鎮座しています。
鳥居脇の紋が瓜紋なのかどうかも分かりませんが、そんなとりとめもないことを色々考えてみました。
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