毎年11月14日に、大神神社に於いて酒祭りが執り行われます。
新種の仕込み時期に当たり、全国から数多くの杜氏の方々がお参りされます。
大神神社拝殿。
奉納菊花展の時期とも重なり、境内には色とりどりの菊の花が見られます。
全国の酒屋さんの軒先にぶらさがっている杉玉ですね。
社頭では全国銘酒展が催されました。振る舞い酒もあって、観光客や近所の人たちで賑わいます。
酒造りによって世の中の混乱を鎮めた崇神天皇のお話はよく知られるところです。その酒造りを任されたのが、杜氏の祖先神と仰がれる高橋活日命(たかはしの いくひのみこと)。今も参集殿から狭井神社へ向かう途中の活日神社に祀られています。
大神神社の奉納菊花展。
菊の花は天皇とも深い関係があります。天皇の象徴でもある十六菊花紋・・・欠史八代などとも言われ、その実在が疑われている天皇の系譜の中にあって、第10代崇神天皇の存在には確たるものがあります。その崇神天皇も、拝殿から平等寺へ向かう途中の天皇社に祀られます。三輪の神様を丁重にお祀りされた天皇として知られます。
酒まつりは11月14日の午前10時30分より斎行されます。
高橋活日命の歌で作られた「うま酒みわの舞」がによって演奏されます。酒の神様・大神神社にとっても、とても大切な一日となります。醸造安全祈願祭(大神神社の酒まつり)へ是非一度お越し下さい。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003