忘年会のお客様に、山わさびを添えたお造りをお出し致しました。
西洋わさび、ホースラディッシュとも呼ばれる山わさび。本わさびに比べ、約1.5倍の辛さを持つ山葵として知られます。
山わさび。
葉の付いている方ですね。
わさびを摩り下ろすときは、通常葉の付いている方から摩り下ろします。辛いワサビがお好みの方は、茎のすり口に砂糖を付けることをおすすめ致します。わさびの辛味や風味が増し、より一層美味しく頂けます。
とてもワイルドな形状をしています。
根を張り巡らすその姿からは、並々ならぬ生命力を感じます。
鮑の酒蒸しに、生の菊芋をバンザイさせてみました(笑)
シャキシャキした歯触りの菊芋は、生でそのまま頂くことができます。
12月になると、ブリ大根が恋しくなります。
脂の乗ったブリの旨味を、甘味を増した大根が吸収しています。
山わさびは畑で栽培されています。
沢地で育てられる本わさびとは生育環境も異なります。
山わさびはアブラナ科に属する耐寒性の多年草。寒さに強く、その原産地はフィンランドからカスピ海にかけての北東ヨーロッパであると言われています。
山わさびを盛り付けた、人参のわさび台。
人参を建物の尖塔のようにとがらせ、くるりと回しながら薄く剥き取っていきます。
山わさびの保存方法ですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存することをおすすめ致します。
山葵の風味を守るためにも、常温保存は避けましょう。
鼻にツンとくる揮発性の辛みを持つワサビ。お召し上がりになられるときは、何と言っても「すりたて」が一番です。
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