長谷寺の紅葉をご案内致します。
花の御寺・長谷寺と言えば、GW頃に見頃を迎える牡丹を思い浮かべますが、秋の紅葉も実に見事です。国宝の本堂から五重塔を望む紅葉、弘法大師御影堂や納骨堂周辺の紅葉は豪華絢爛で、参拝客を十分に楽しませてくれます。
国宝の本堂から五重塔を望みます。
西国三十三所第八番札所として知られる観音霊場の長谷寺。ご本尊の十一面観世音菩薩像は長谷観音として広く知れ渡っています。
駐車場近くを通る東参道沿いの紅葉。
源氏物語で有名な「二もとの杉」がある所です。
弘法大師御影堂の紅葉。
本堂の裏手から五重塔へ続く道中にひっそりと佇む御影堂。
長谷寺を訪れたのは12月初旬ということもあり、そろそろ見頃を終えようかというタイミングでした。本堂から奥の方へ歩を進めるに連れ、紅葉の色付き具合も濃くなって参ります。
木立の合間の紅葉が実に綺麗でした。
仁王門から本堂へ続く登廊(のぼりろう)に比べ、この辺りは気温も低く感じられます。ひんやりとした空気の中、赤や黄色の紅葉が参拝客を出迎えます。
本長谷寺の紅葉。
五重塔の手前にある本長谷寺。今通って来た弘法大師御影堂の方を望みます。
納骨堂の紅葉。
五重塔から陀羅尼堂へ下りて行く途中にある納骨堂の紅葉です。
寒桜と紅葉の風景。
11月から年をまたいで3月頃まで、長谷寺では寒桜の花も見られます。
長谷寺仁王門。
もみじ祭り開催中の長谷寺。仁王門は平安時代、一条天皇の御代に初めて建立されました。現在の仁王門は、明治18年の再建になります。
お不動さんの背後に見えるのは、長谷寺開山堂。
燃えるような紅葉ですね。
西国八番の絵馬が掲げられていました。
長谷寺を象徴する牡丹や紅葉が描かれていますね。
長谷寺本堂の舞台から紅葉を眺めます。
あらゆる願い事を叶えてくれる宝珠の形に似せた擬宝珠(ぎぼし)が輝いています。
本堂受付前の手水舎。
来年の干支である龍の手水処ですね。
長谷寺本堂に安置される「びんずる尊者」がシルエットで浮かび上がります。
赤い顔のびんずる尊者は、どこのお寺でも本堂の外陣に坐しています。お酒を飲んでお釈迦様の叱責を受け、本堂の外へ出されたといういきさつがあります。
長谷寺本坊の寒牡丹。
はるか彼方に本堂を望みます。
石燈籠の苔と紅葉のコントラスト。
実に美しいですね。
中和幹線が開通してから、当館大正楼からのアクセスも便利になりました。
大正楼から長谷寺までは、お車で約15分ほどです。談山神社までは20分余り要しますので、長谷寺の方がやや近いでしょうか。
長谷寺の拝観料は500円。
駐車場も有料で、500円となっております。公共交通機関をご利用の場合は、近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩約15分でアクセスすることができます。紅葉シーズンもたっぷり楽しむことができる長谷寺をおすすめ致します。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003