観光シーズンともなると、阿修羅像の人気で賑わう興福寺。
そんな興福寺の紅葉を見て参りました。
猿沢池から五重塔へ至る五十二段の石段。
仏へ辿り着くまでの修行の段階を意味する五十二段。悟りへの道を一段一段かみしめながら登って行きます。五十二段の一番上に人力車が見えます。石段の脇で、人力車を引くお兄さんがお弁当を食べておられました(笑)
国宝に指定されている興福寺東金堂。
奈良時代の神亀3年(726)、聖武天皇によって創建されました。現在の建物は室町時代前期に再建されたものです。東金堂内に安置される維摩居士像も国宝指定を受けています。
登大路方面へ向かう道中。
見事な紅葉風景ですね。
興福寺五重塔と黄葉。
五重塔の高さは約50mにも及びます。京都の東寺の五重塔が57mですから、日本で2番目に高い五重塔ということになります。
言わずと知れた世界遺産の興福寺。
奈良公園の鹿が数多くたむろする境内で、暮れゆく秋の紅葉をしばし楽しみます。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003