高松塚古墳の時空ピラミッド。
芝生広場の向こう側に不思議なオブジェが見られます。
飛鳥アートプロジェクトの一環で、国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区にも奇抜な現代アート作品が登場しています。
飛鳥アートプロジェクト実行委員会のパンフレットによると、”場所が持つ魅力を更に引き出すことを目的とし、古(いにしえ)の地に現代の石柱を並べる” と解説されています。
時空ピラミッドから歩道を挟んだ芝生広場には、なぜかゴルフコースも用意されています。
パターゴルフといった趣ですが、意表を突かれた感があります(笑)
高松塚古墳に隣接する中尾山古墳の手前で、場違いな香水を発見致しました。古代ASUKAの模様を香りで表現する試みのようです。会場内の5か所に5種類のフレグランスが設置されています。
どうやらこちらは桃のフレグランスのようです。
手の甲に少し付けて、古代の香りをしばし楽しみます。
万葉文化館の庭で華やぐ「うめもどき」。
遠くから見ると、まるで梅の花が咲いているようです。
時空ピラミッドの手前には飛鳥タワーが建てられています。
「紅色尖形物見櫓再現(べにいろせんけいものみやぐらさいげん)」と題するアート作品です。いにしえの都・飛鳥にも、東京タワーや京都タワーのように何がしかの高層建築物があったのではないか・・・という発想から作られています。
すっかり墳丘の整備も終わった高松塚古墳。
壁画で話題を集めた古墳は、静かに飛鳥の地に眠り続けます。
時空ピラミッドが語りかけるものは何でしょうか?
それぞれの胸に去来する思いを抱きながら、今年一年が暮れてゆきます。
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