天気の良い10月の休日に、大神神社境内を散策して来ました。
参道突き当りの自動車お祓い所から右へ取り、道なりに坂道を登って行くと、右側に大神神社の大礼記念館と披露宴会場の昭和の間があります。以前に何度か、昭和の間にお料理をお運びしたことがあります。披露宴のケータリングだったのですが、ワンボックスカーにお皿と料理を詰めて運んだことを思い出します。
昭和の間の入口近くに五葉松が植えられていました。
庭木や盆栽ではおなじみの松ですね。
三輪山と大鳥居。
いつの間にか昭和という時代が、もうかなり昔のことになりました。早いもので、今年で既に平成24年度を迎えています。
大神神社の大鳥居は、昭和天皇のご在位60周年を奉祝して建立されました。昭和59年10月13日に、昭和天皇が大神神社に行幸されたことは記憶に新しいところです。
歌手の長淵剛さんも、平成の世になってから「昭和」というタイトルのアルバムを発表されましたが、「昭和」という響きにはどこか独特のノスタルジーが喚起されます。
五葉松の葉は、1箇所から5枚出ているそうです。
名前の由来にもなっている五葉松の特徴を表していますね。別名を姫小松(ヒメコマツ)と言いますが、盆栽で好まれる五葉松ならではのネーミングです。
昭和の間の右手前に見えるのが五葉松です。
ケータリングでお邪魔した時には、この建物の裏側から出入りしたのを思い出します。残念ながら当時はオーブンや焼き網などの調理器具が揃っておらず、ほとんどの食材を旅館で調理してから持ち込ませて頂きました。現在はどのような状況になっているのでしょうか。
昭和の間からさらに上手へ登って行くと、左手に大神神社の社務所、右手に大神神社末社の天皇社が祀られています。
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