お正月三箇日ともなれば、初詣におでかけする人の数も多くなります。
大和のパワースポットとして名を馳せる大神神社の境内も、立錐の余地が無いほどの賑わいぶりでした。初詣に訪れたのは元旦の翌日の1月2日のお昼過ぎ。お正月三箇日に初詣を済ませたのは、実に10数年ぶりのことでした。久しぶりのことだったので、知らなかったのです・・・拝殿の手前で通行規制が掛かることを。
参道の途中にある手水舎の所で、ロープが張られていました。
人出の多さに圧倒されます(笑)
拝殿の鳥居下から撮影しているのですが、脇では3名のガードマンの方が通行案内をなさっていました。拝殿の前は、既に多数の参拝客で埋まっており、安全確保のための交通整理が必要なことを感じさせます。次から次へと初詣客が拝殿へ押し寄せてしまっては危険です。一旦通行を規制して、ある程度拝殿前が空いてきたら規制を解くという方法のようです。
私はさすがに地元の人間なので、玉砂利の表参道を歩いていた時、祓戸社の手前辺りに黒山の人だかりを発見して胸騒ぎがしました(笑) これはいけない、引き返そうと。
表参道をそのまま引き返して、自動車お祓所の前を横切り、大礼記念館や社務所の前を通る坂道を選択しました。天皇社の手前で左に曲がれば、すんなりと大神神社の拝殿の中へ入って行くことができます。
2013年度は巳の歳です。
巳の神杉の前には、たくさんの卵やお酒が供えられていました。
神社の方も、てんやわんやの状況ではないでしょうか。大神神社の初詣が混雑することは分かっていましたが、これほどまでとは正直思いませんでした。例年なら1月5日以降の松の内にお参りするのが習慣になっていただけに、三箇日の混雑状況に面喰らってしまいました。
大神神社の表参道は行きの一方通行になっていて、帰り道は大美和の杜展望台、久延彦神社、若宮神社を経由することになります。あるいは大礼記念館の前を通ってお帰り頂くこともできます。
なでうさぎの前の行列。
さすがに人気者のなでうさぎです。
果たして待ち時間はどのぐらいなのでしょうか。残念ながらテーマパークではないだけに、最後尾ポイントの案内や待ち時間表示といった、一定の目途を立てる目印が見当たりません。おみくじや縁起物の前にも長蛇の列が出来ていました。
午後5時頃の国道169号線の様子です。
撮影ポイントは松之本ですが、まだまだこんなものではありませんでした。このまま車の渋滞は国道169号線を西へ折れて、中和幹線と県道14号線が交差する辺りまで続いていました。
混雑回避のために、日没前の遅い時間帯を狙ったであろう車の列です。
日没後には車の渋滞も緩和されるものと思われますが、やはり大神神社の初詣は早朝がおすすめなのかもしれません。
あるいは混雑を楽しむという手もあります。
ガランと空いている遊園地は寂しいものです。
待ち時間に悩まされることもなく、好きな乗り物に好きなだけ乗ることが出来ても、やはり遊園地は混んでいる方が心がウキウキします。皆が喜んでいる顔を見るだけで、こちらまでハイテンションになってきます。初詣にもよく似たことが言えるのかもしれません。
混雑しているからこそ行ってみたい、それが初詣なのかもしれませんね。
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