アブラナ科に属するプチヴェールという珍しい食材があります。
産直市場で仕入れたのですが、アブラナ科の野菜である菜の花や祝雷などと共に、春の食材として皆様にご好評を頂いております。
プチヴェール。
フランス語で「小さな緑(Petit Vert)」を意味する野菜です。
座敷宴会のお客様からも、この野菜は何?とあちこちからご質問の声が上がりました。見慣れない野菜だけに、その稀少性には特筆すべきものがあります。
芽キャベツによく似た形をしていますが、芽キャベツのように結球しないところが大きな特徴の一つとなっています。プチヴェールの人気の秘密は、そのかわいい見た目もそうなんですが、何と言っても甘い!糖度が11~16度と大変高く、野菜本来の甘味を存分に味わうことができます。
海老とプチヴェールの若布ジュレ。
若布(わかめ)や木の芽などの春の恵みを涼やかなジュレにして、プチヴェールの上にまとわせます。酢の味を含ませたジュレとプチヴェールの甘味がうまくマッチしています。
プチヴェールの茎若布味噌仕立。
奈良の旅館らしく、鹿をデザインしたお皿の上にプチヴェール料理を盛り付けます。
スライスした菊芋の上に茎ワカメの味噌を敷いて、2分ほど火を通したプチヴェールを乗せて供します。シンプルではありますが、素材の旨味を味わうにはこれで十分ではないでしょうか。
火を通すと、見事に綺麗な緑色に発色します。
プチヴェールの旬は12月から3月頃に掛けて。そろそろ出回らなくなることを考えると、今の内にたくさん消費しておきたい野菜ですね。
世界初の非結球芽キャベツとして注目を集めるプチヴェール。
当館大正楼では、結納や結婚披露宴などの慶事のお食事も承っております。
そのためか、なぜか食材の名前には敏感に反応してしまうのですが、「芽キャベツ」ということで縁起物の食材としても利用できるのではないかと思ったりもします。お正月のクワイなども”芽が出る”食材としてすっかり定着していますよね。
3月から4月に掛けては歓送迎会のシーズンが続きます。
大人数の座敷宴会も、この時期が一年を通して一番多くなる時期ではないでしょうか。
当館二階の大広間は50名様まで収容可能となっております。
無料駐車場15台完備、JR万葉まほろば線三輪駅から徒歩1~2分の立地です。ご宴会の後、そのままお泊り頂く宿泊宴会プランもご用意致しております。
皆様からのご予約をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003