一階の奥座敷に接待の食事予約が入りました。
中庭の周りに配された客間での接待は、そのまま個室接待となります。
シャリシャリした食感で梨のような食味を味わえるヤーコンが手元にあったので、何か一品にならないものかと思案した末に、一風変わったヨーグルト和えにチャレンジしてみることにしました。
締め鯖とヤーコンのヨーグルト和え。
新鮮な鯖を塩で締め、水洗いしてから酢の味を含ませます。発酵食品のヨーグルトとも意外な相性の良さを感じさせます。玉葱やリンゴなども加え、さっぱりとした味に仕上げます。
大正楼玄関先の花。
接待といえば、どこに誰が座るのか概ね席順が決まっているものです。
春の開花を待つ蕾を平行に並べてシャッターを切ります。整然とした様子は、どこか接待の緊張感を匂わせます。
料理旅館大正楼の看板。
日本酒の名入れボトルを製作なさっている業者さんから、「大正楼」のロゴの入った写真データをお送り下さいとの依頼を受け、玄関先から撮影を試みてみました。撮影する時間帯によって陰影が出来てしまうようですね、次回は早朝に撮ってみようと思います。
高松塚古墳。
高松塚古墳の墳丘の下手に、何やら重々しい扉を発見致しました。関係者の方々が出入りされている扉のようです。右手の階段を上って行けば、墳丘が姿を現します。
会社の接待予約は昔ほどの数はありませんが、今でも脈々と続いています。
奈良県内にはご存知のように奈良府民が数多く暮らしています。
昼間は大阪へ仕事に出掛け、夜になると奈良県内に帰って来るという生活スタイル。奈良県民でありながら奈良県民でないという、不思議なライフスタイルが定着しています。それだけ奈良県内には企業の数が少ないということにもなります。県内への企業誘致はかねてからの課題でもあるわけです。
奈良県内に働き口が増えれば、接待の需要も膨らんでいくことでしょう。
そんなことを考えながら、締め鯖の残り物を頬張る宵の口でした。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003