毎年春になると、当館の駐車場では芝桜(しばざくら)の花が咲きます。
竹の周囲を覆い尽くすように開花する芝桜。ニューヨーク州の芝桜はピンク色で知られますが、大正楼の芝桜は白色です。
駐車場奥の植え込みに開花する芝桜。
桜のように5弁花で、花びらの先が二つに分かれています。桜に比べて小さく、その花径は2㎝ぐらいでしょうか。見るからに可憐な花です。桜は日本を象徴する花として知られますが、芝桜の原産地は北米です。ニューヨークの芝桜というのが納得できますね。
地面を這うように広がる芝桜。
高いものや低いものを織り交ぜながら立体的に庭づくりをする時などにも役立ちそうですね。芝桜の葉っぱがほとんど見えないぐらいに、その上を花が覆い尽くします。「芝桜の絨毯」といった趣です。
大正楼中庭。
芽吹きのシーズンを迎えようとしています。
いよいよ生命の躍動が始まろうとしていますね。厳しい寒さに耐えた分、その喜びも一入といったところではないでしょうか。庭は生きている、そのことを感じさせてくれる季節の到来です。
裏庭の木蓮のつぼみ。
天に向かってその時を待つモクレン。
「春の号砲」とでも称したらいいでしょうか、木蓮の花も本格的な春の到来を待ちわびている様子です。
裏庭にはれんぎょうの花も咲いています。
中庭と違って、裏庭は私たちのプライベートな空間となっています。お客様に開放された空間ではないのですが、昔からハーブを自家栽培したりする場所として利用しています。
小学生の時にぶら下がっていた鉄棒も残されています。
遷都祭の年に玄関口でお客様を出迎えてくれたマスコットキャラクターのまんとくんや、様々な物を収納する倉庫置場にもなっています。
宿泊、宴会、結婚披露宴等で当館をご利用頂くお客様は、大正楼駐車場を無料でご利用頂くことができます。駐車場は2箇所あり、80mほど西側にも大型観光バスが駐車可能なスペースをご用意致しております。
大正楼玄関先の花。
玄関の横は応接間になっていて、大神神社結婚式の打ち合わせや、アルバイトにご応募頂いた方の面接、各種商談等を日頃より行っています。
ハナシノブ科に属する芝桜。
英名をモスフロックス(moss phlox)と言います。
芝桜の花言葉は「臆病な心」。とても小さな花を見ていると、臆病な心という花言葉にも納得がいきます。芝桜は臆病です。皆さん、バック駐車の際は芝桜を傷付けることがないように、くれぐれも宜しくお願い申し上げますね(笑)
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003