いよいよ大型連休のゴールデンウィークが近づいて参りました。
奈良県内におけるGW旅行のおすすめスポットといえば、真っ先に思い浮かぶのが牡丹で有名な長谷寺です。長谷観音のお慈悲に触れ、満開のボタンが観賞できる長谷寺はGWシーズンのイチ押しスポットです。
長谷寺の登廊。
399段続く登廊は長谷寺の名物にもなっています。緩やかな階段状の廊下とでも言いましょうか、慣れてくると足元を見なくてもつまずくことがありません(笑)あまりオススメはできませんが、登廊の両脇に咲き誇る牡丹に見とれていると、知らず知らずの内に足元に注意がいかなくなります。それでも、歩を進めることができるのは登廊の構造故でしょうか。
重要文化財に指定される登廊は、春日大社の社司であった中臣信清が子の病気平癒のお礼に造ったものと伝えられます。春日大社の藤の花も、GWの頃には満開を迎えます。長谷寺と春日大社の意外な関係が浮かび上がります。
国宝の本堂に掛かる五色幕。
五種類の色には、それぞれに仏教的意味合いが込められます。
長谷寺本堂の別名は大悲閣。御朱印帳にも「大悲閣」の文字が記されます。清水の舞台を思わせる長谷寺の舞台からの眺めは、奈良旅行の醍醐味の一つでもあります。
長谷寺の弘法大師御影堂。
長谷寺は奥が深いです。本堂の西の上手には弘法大師御影堂が佇みます。弘法大師入定1150年忌を記念して、昭和59年に建立されています。
朱色の橋の向こう側に見えるのが長谷寺の駐車場です。
駐車料金は500円です。
春日大社の厳かな空間。
春日大社の砂ずりの藤などもゴールデンウィークの観光資源の一つではないでしょうか。春日山原始林が新緑に覆われる初夏には、境内にも瑞々しい空気が充満します。
奈良公園や東大寺にも程近く、多くの観光客で賑わいを見せる春日大社境内。
春日大社神苑には、藤の花以外にも数多くの初夏の花が咲き競います。
春日大社の石燈籠。
北の春日大社に、南の長谷寺。奈良が誇るGWの観光スポットとしておすすめ致します。この他にも、船宿寺の牡丹や矢田寺の紫陽花など、初夏の奈良には見所がたくさんあります。
GWのご宿泊予約は、奈良県桜井市三輪の料理旅館大正楼にてお待ち申し上げております。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003