和のデザートに黒糖を使うことはよくあるのですが、今回は淡雪羹(あわゆきかん)に仕立ててみました。テレビの料理番組で放映されていたレシピをそっくりそのまま真似てみることにしました。
黒糖のふわふわ淡雪羹。
淡雪羹の上には黄粉クリーム、さらに今が旬のビワを乗せて供します。
棒寒天は厨房に常備しているのですが、淡雪羹に使うスティック状の粉寒天が無かったため、近くのスーパーで購入して参りました。
まずは卵白を泡立て器で一生懸命に泡立てます。和の厨房ということもあってか、手持ちのハンドミキサーが無いため、手首のスナップを効かせながらの重労働となります。鍋に水を入れて、粉寒天を煮溶かしていきます。栄養豊富な黒糖を入れ、さらに2分ほど火を入れます。
黒糖の寒天液が熱い内に、角が立った卵白に少しずつ流し込みます。
熱い内に卵白と合わせないと、あれよあれよという間に寒天が固まってしまいますので注意が必要です。あとはお好みの器に移して土台の完成です。
黄粉クリームの作り方は簡単です。
あらかじめ黄粉と砂糖を混ぜておき、そこへ生クリームを少しずつ加えます。適度な硬さになったら黄粉クリームの完成です。生クリームを使った後は、牛乳で少しずつ伸ばしてもいいでしょう。
農産物直売所で購入した小振りのビワがあったので、トッピングにしてみました。
ビワの種をアルコール漬けにしておき、フードプロセッサーで粉々に処理したビワの粉末は体に良いと聞きます。これは是非、一度試してみようかなと思っています。
さやいんげんの先っぽがピンと立っています。
先の萎れたさやいんげんは古く、写真のように先の立ったさやいんげんは新鮮な証拠です。
料理名の通り、ふわふわ食感の淡雪羹が出来上がりました。他の食材でも応用が効くレシピだと思われますので、皆さんもどうぞ試しに作ってみて下さい。
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