近鉄御所線新庄駅を降り立ち線路の東側へ出ると、「ようこそ葛城市へ」と題する観光案内の看板が立っていました。
飯豊天皇埴口丘陵(いいとよてんのう はにくちのおかのみささぎ)と柿本神社が案内されています。
駅前には客待ちのタクシーが停車していました。
看板から北西方向に目をやると、万葉集の歌人柿本人麻呂を御祭神とする柿本神社が鎮座しているのが分かります。柿本人麻呂生誕の地とも伝えられるお社で、万葉集ファンにはおすすめの観光スポットとなっています。
新庄駅近くに鎮まる柿本神社。
参拝者用駐車場は完備されていませんので、公共交通機関を使ってアクセスするのが望ましいかと思われます。
踏切の西側、駅から徒歩12分の距離にある飯豊天皇埴口丘陵。
飯豊天皇は歴史の表舞台には登場しない女帝として知られます。
それほど大きくはない飯豊天皇の陵が、民家に隣接する格好で佇みます。古事記、日本書紀によれば、忍海駅近くの角刺神社で政務を執り行ったと伝えられます。
新庄駅で下車して、太古から現代へと続く葛城市観光へと出発します。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003