京都の建仁寺を拝観して参りました。
京都最古の禅寺は鄙びた感じの空気に満ちており、心身共に癒されました。
建仁寺法堂(はっとう)の双龍図。
天井いっぱいに墨で描かれた龍・・・今にも動き出しそうな躍動感にあふれています。
擬宝珠の背景に広がる潮音庭(ちょうおんてい)。
建仁寺本坊中庭にある潮音庭は、中央に三尊石、その東には坐禅石、廻りに紅葉を配しており、四方正面の枯淡な禅庭が表現されています。
建仁寺といえば、国宝の風神雷神図屏風。
俵屋宗達の晩年における最高傑作として今に伝わります。
襖絵も実に見事です。
稲刈りの様子が描かれています。昔の人々の生活が蘇りますね。
拝観エリアの中は広く、潮音庭の他にも禅宗の四大思想を象徴する〇△口乃庭、海北友松作の雲龍図、茶席「東陽坊」、方丈、大雄苑(だいおうえん)と称される枯山水の前庭等々、見所が満載です。
祇園の街の奥の方に佇む建仁寺。
建仁寺のアクセスは、京阪電車祇園四条駅より徒歩7分、市バス東山安井より徒歩5分となっています。
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