飛鳥寺の門前の畑にオクラの花が咲いていました。
オクラの花って、結構惹き付けるものがありますよね。
オクラの実も成っていますね。
撮影したのは9月の末頃。オクラの旬は7月から9月にかけてですから、そろそろ終わりを迎える頃のオクラですね。
オクラの花の向こう側に飛鳥寺の西門が見えます。
開花後5日目ぐらいの未熟なオクラが美味とされます。太くなりすぎると苦味が出てしまうので要注意です。
擬宝珠の向こう側に佇む飛鳥寺の本堂。
本堂の中に日本最古の仏像と言われる飛鳥大仏が坐しています。
日本初の本格的仏教寺院「飛鳥寺」。
日本全国に数多あるお寺の第一号が、ここ奈良県明日香村にある飛鳥寺なのです。
門の取り付けの所に、ハート型をした留め金具が見えますね。
寺社建築の懸魚にもよく見られる猪目(いのめ)を表しているのでしょうか。
猪目懸魚を見ていていつも思うのですが、なぜこのハート型にくり抜かれた穴がイノシシの目を連想させるのか・・・未だに謎です(笑)
どこか綿の花にも似ているオクラの花。
オクラの粘り成分はムチンと呼ばれる物質で、整腸作用があるため、便秘や下痢には有効とされています。
オクラの実は、その形がどこか淑女の小指に似ていませんか?
レディースフィンガーと呼ばれるのも納得ですよね。
美しい流線型のフォルムに似つかわしい奇麗な花です。
<オクラの関連情報>
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