事代主神を祀る天理市の市座神社。
昔から商人の信仰を集める社として知られています。
本殿の懸魚。
唐破風に取り付けられているため、この種の懸魚を兎毛通懸魚と言うのでしょうね。
猪目タイプの兎毛通懸魚(うのけどおし げぎょ)です。
事代主神は大国主神の子に当たります。
大国主神が七福神の大黒様に習合したように、事代主神はえびす様となって漁労民や商人の信仰対象になっていきました。
そう言えば、市座神社の鳥居手前左側には蛭子社が祀られています。
毎年1月8日に八日恵比須祭が催され、多くの人々で賑わいを見せます。
境内にある青石橋の穴。
運搬時に綱を通した穴の跡ではないかと伝えられます。
兎毛通懸魚、それにしてもなぜ兎の毛を通す懸魚なのでしょうか(笑)?
その名前の由来を知りたいものです。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003