パワースポットとして名をはせる大神神社。
大神神社拝殿前に、お百度参りに使われるお百度算木がありました。
大神神社のお百度算木。
算盤を思わせる形ですね。
一の位と十の位に分けられ、それぞれをカウントできるようになっています。
大神神社の手水舎。
酒樽に注連縄が張られ、結界を表す紙垂がぶら下がっていますね。酒樽の上には願い事を叶える宝珠でしょうか、さらにその周りを蛇が巻き付いています。酒の神様として信仰される大神神社ならではの設えを感じさせます。蛇の神様も三輪さんのシンボルとして知られます。
お百度算木の対面に埋め込まれていた石。
おそらく百度石ではないかと思われます。
2012年度の今年は、古事記編纂から数えて1,300年目の節目を迎えます。今年の奈良観光は古事記をテーマに盛り上がるのではないでしょうか。
拝殿では巫女さんによる舞いが奉納されていました。
雅楽の音色と共に、古代の雅(みやび)な世界へと誘われます。
「山の辺の道の 初音も 神のもの」
手水舎に掲げられていた歌・・・初音(はつね)とは、その季節に初めて鳴く鳥や虫の鳴き声のことを言いますが、自然に満ちた山の辺の道には、大神神社をはじめ、石上神宮や桧原神社などのパワースポットが散在します。
初音も含め、全ては神の思し召しなのでしょうか。
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