奈良県立万葉文化館の周辺を散策中、飛鳥王国パスポートを見つけました。
ちょうどパスポートサイズになっていて、色も本物の日本国パスポートを思わせます。明日香村の観光名所である石舞台古墳や高松塚古墳壁画館等の割引券が付いています。
飛鳥王国パスポート。
隣りに並んでいるのは「金のしおり」ですね。
古代の遺跡として知られる亀形石造物がデザインされています。
飛鳥王国パスポートの存在を初めて知ったのは、もうかなり前のことになります。ご宿泊のお客様がチェックアウトされた後、客室に掃除に入った際に机の上に置かれていたのを思い出します。明日香村は、周遊してこそその良さが分かる観光エリアでもあります。
すっかり秋の気配が漂う万葉文化館。
レンタサイクルを使えば、奥飛鳥と言われる飛鳥の穴場観光スポットへも足を伸ばすことができます。飛鳥王国パスポートには明日香イラストマップも付いており、観光客向けの分かりやすい作りになっています。
万葉文化館の庭では、うめもどきが実を付けていました。
名前の通り、どこか梅を連想させますね。
植樹されているうめもどきの木。
うめもどきの葉っぱの縁には、のこぎり状の小さな突起が見られます。うめもどきは生け花の材料としてもよく使われるようです。
亀石を模った焼き菓子ですね。
全国各地の観光地でゆるキャラがもてはやされていますが、飛鳥の亀石ははるか昔に造られたものであるにも関わらず、もう既に十分にかわいいキャラクターですよね(笑)
もちのき科に属するうめもどき。
6月には花を咲かせるんですね。うめもどきはどんな花を咲かせるのでしょうか?来年の6月にまたこの場所を訪れて、確認してみたいと思います。
最後になりましたが、飛鳥王国パスポートの料金は税込100円です。
飛鳥の周遊観光を楽しむなら、十分に元を取れるお値段だと思われます。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003