年の瀬も近づき、年末年始のご旅行の予定をお考えの方も多いものと思われます。
大和の伝統行事の先陣を切る繞道祭が行われる大神神社。大晦日から元旦へ移る午前零時、大神神社の拝殿奥にある三ッ鳥居より新しい火が切りだされます。ご神火祭りと呼ばれる繞道祭を見学するために、毎年多くの方にご宿泊頂いています。
料理旅館大正楼の中庭に咲くつわぶきの花。
只今の大晦日の宿泊予約状況をご案内致します。
◆大正楼の空室案内◆
事始めも終わり、いよいよ年末年始へと動き出す奈良。大晦日やお正月の宿泊予約はまだ間に合います。現在の空室情報をどうぞご参照下さい。
迎春準備中の大神神社境内。
参集殿から祈祷殿へ下りて行く石段の上に、緑色のスロープが登場しています。お正月には数多くの初詣客が押し寄せる大神神社のことですから、事前の準備が大切になって参ります。このスロープで狭井神社とも通じており、三輪山登山や薬井戸で知られる荒魂を祀る神社境内へと続きます。
迎春準備中の立て看板が出ていました。
工事関係者の方々や、段ボール箱を持って移動中の巫女さんの姿を見かけました。皆さん忙しなく動いていらっしゃいました。
巳さんの一刀彫が既に販売されていました。
恒例になった安倍文殊院のジャンボ花絵には、もう既に蛇が登場していますが、ここ大神神社の境内にも来年を寿ぐ蛇の姿があちこちに見られます。巳年でなくとも大神神社には蛇が居るじゃないかと聞こえてきそうですが、さすがに一刀彫の縁起物は巳年ならではの物ではないでしょうか。
ちなみに巳の一刀彫には小サイズもあって、初穂料ももう少しお安くなっていました。
黄葉もそろそろ見納めですね。
拝殿でお祈りをした後、後ろを振り返ってみると、美しい黄葉の残り香が視界に入って参ります。大晦日やお正月三箇日にもなれば、この辺りは人の山で埋め尽くされることでしょう(笑)
拝殿向かって右側に巳の大絵馬が登場しています。
来年は癸巳(みずのとみ)の歳になります。
干支のお守りです。
なるほど、巳守(みまも)りは見守りに通じるわけですね。子を持つ親なら、誰しも我が子を見守っていたいものです。「親」という漢字の成り立ちも、”木の上に立って見る” ことに由来しています。高い所からじっと子供を見つめ続ける親心。あまり口出しはしないで、じっと愛情を持って見守り続けていたいと思います。
大神神社の巳さんも、語呂合わせではありますが、見事に ”見守り” に通じています。
儀式殿の中へ入って行かれる巫女さんたち。
遠方から大神神社へ初詣にいらっしゃる皆様方、大晦日と元旦の宿泊予約は料理旅館大正楼にて承っております。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003