2012年度のお正月を前に、来年の干支をデザインした辰のジャンボ花絵がお目見えしています。
場所は知恵の神様で知られる安倍文殊院。
辰のジャンボ花絵。
使われている花はパンジーと、ほんの少しの葉ボタンです。
安倍文殊院の山門。
山門左奥の銀杏の葉が散り始めています。
いよいよ本格的な冬の寒さを感じる奈良盆地。安倍文殊院へ合格祈願に訪れる参拝客もちらほら見受けられるようになりました。
展望台から下りて、不動堂横に描かれたジャンボ花絵を眺めます。
パンジーの花言葉は「もの思い」なんだそうです。
花の模様が思索にふける人の顔に見えることから、「もの思う」という意味のフランス語 pansee パンセが元になり、パンジーという名前が付けられたとか・・・面白いエピソードですよね。
葉ボタンも辰のジャンボ花絵に一役買っています。
ちょうど辰の頭の上に当たる部分です。
安倍晴明を象徴する魔除けの五芒星ですね。
かの有名な陰陽師・安倍晴明生誕の地と伝わる安倍文殊院。京都の晴明神社も安倍晴明生誕の地を謳っていますので、どちらが正しいのか?と迷ってしまいますが、歴史にまつわるこの手のお話は枚挙にいとまがありません(笑)
展望台の背後には、安倍晴明を祀る晴明堂が鎮まります。
晴明堂の如意宝珠には、辰巳の方角も記されていました。「火天」と書かれていますね。
山門から続く参道沿いには紅葉がまだ残っていました。
真正面に見えるのは、安倍文殊院の本堂です。
安倍文殊院の展望台からは、はるか西に二上山を望むことができます。
肉眼では十分に見えるのですが、デジカメ写真で反映するには技術が必要ですので(笑)、説明板の二上山を拝借させて頂きます。
辰のジャンボ花絵にも、合格の二文字が見えます。
日本三文殊の第一霊場として名高い安倍文殊院。お正月ともなれば、数多くの受験生たちが参詣するお寺として知られています。
◇安倍文殊院の桜 サクラ咲く、来春はめでたく合格通知を受け取りましょう!
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003