寒い冬の時期、奈良県内では伝統野菜の宇陀金ごぼうが出回ります。
雲母(キララ)を多く含んだ土壌で栽培されるため、ごぼうの表面がキラキラ光っています。縁起物としてお正月のおせち料理には欠かせない食材です。
宇陀金ごぼう。
今回は油で揚げて、グラニュー糖、片栗粉、大葉をまぶしています。
デザートのトッピングなどに使います。
蟹の酢の物には、三輪そうめんの砧巻きを添えます。
蟹も冬の食材ですよね。
きびなごが入荷したので、テリーヌの中に具材として入れてみました。
帆立と海老をベースにしたテリーヌ生地の中に、エンドウ豆の緑を配しています。
出来上がりはこんな感じ。
うずら卵の黄色がよく映えます。
奈良の食材にこだわるなら、宇陀ごぼうを丸のまま入れてみても面白いかもしれません。
大和肉鶏とほうれんそうの豆乳仕立て。
大和肉鶏のコクのある旨味が豆乳の中に染み込みます。
宇陀金ごぼうは柔らかくて香りがいいのが特徴です。
ゴボウは元々、中国で薬草として栽培されていた歴史があります。
宇陀牛蒡は宇陀の山間における、昼夜の温度差と粘質な土壌で育っています。だから旨い!奈良の伝統野菜を使わせてもらいながら、これからも大切に育んでいきたいと思います。
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003