小高い場所にある道しるべ。
天理教天御津分教会の方へ降りて行くと、その先は浮見堂のある鷺池へと続きます。
「そらみつ」は大和に掛かる枕詞として知られます。
日本書紀の神武紀には、「虚空見(そらみつ)日本(やまと)の國(くに)と曰(い)ふ。」とあります。
大空から見て、日本の国を良い国だと選び定めた様子が記されています。
天神社の蛙股。
境内には牛や梅など、天満宮のシンボルがあちこちに見られます。
天御津の「御津(みつ)」は光(みつ)のことを意味しています。
天満宮~天満(あまみつ)~天御津(あまみつ)の連想が浮かんできます。
周辺地図。
瑜伽神社から天神社へと坂道を登って行きます。天理教天御津分教会のある辺りは、小高い場所になっていて、まさしく天から下界を眺めるような感じです。
そらみつという枕詞がしっくりきます。
坂道を下って来れば、鷺池に浮かぶ浮見堂が見えます。
そらみつ大和・・・余談ですが、柿本人麻呂は間に「に」を入れて、「そらにみつ」と詠ったそうです。
<天理教の関連情報>
お問合わせ窓口 ; TEL 0744-42-6003