満開の桜で賑わう安倍文殊院。
駐車場脇にある休憩処に、タクシー会社の配車センターへつながる無料電話が設置されています。いちいち電話番号を調べなくても、そのまま受話器を持ち上げれば配車センターへつながる仕組みです。
タクシー配車の無料直通電話。
当館の宿泊客もよくご利用になられ、大正楼玄関先まで度々手配させてもらっているタクシー会社ですね。混雑が予想される観光地にこういうのがあると大変便利です。
駐車場から境内へ入ったすぐの所に佇む文殊院西古墳。
願掛け不動が中に安置されています。
境内のあちこちで満開の桜が参拝客を出迎えます。
タクシー配車のシステムは至って簡単です。
受話器を上げると、すぐに配車センターへつながります。
今居る場所を説明する必要はありません。タクシー会社の方では、安倍文殊院からの配車依頼だとすぐに分かります。名前だけを告げれば、あとはその場で待つのみです。もちろん電話代は無料です。
安倍文殊院は近鉄・JR桜井駅から少し距離がありますので、交通の便があまり良いとは言えません。バスやタクシーを移動手段に選択するのが賢明です。春の陽気に誘われて、桜井駅から徒歩で安倍文殊院まで向かう手もありますが、足腰に自信の無い方は、南方の延長線上にある一大観光エリアである飛鳥まで足を伸ばすことを考慮してバスやタクシーを利用するのがおすすめです。
安倍文殊院では、夜桜見物は禁止されているようです。
事故防止のためと書かれていますね。安倍文殊院の駐車場の出入口に立てられていた看板なのですが、確かにこの辺りはカーブを描く急な坂道になっていて、夜の見通しはあまり良くないものと思われます。
本堂前に開花する安倍文殊院のしだれ桜。
私がこの枝垂れ桜を見たのは今年が初めてでした。今後は安倍文殊院の名物桜としての成長が期待されます。
駐車場には次から次へと車が入って来ます。
さすがに桜のシーズンは賑わいが違います。ご本尊の文殊菩薩像が国宝に指定されてから日が浅いこともあり、話題性も集客力を上げる手助けになっているのではないでしょうか。
学業成就のランドセル守。
知恵の文殊さんと親しまれる安倍文殊院のことですから、ランドセル守の人気も高いものと思われます。私は大神神社のランドセル守を購入したことがあるのですが、時代を反映してかカラーランドセルがデザインされていました。安倍の文殊さんのお守りはスタンダードな黒のランドセル守ですが、ひょっとするとカラーランドセル守も販売されていたのでしょうか。目の前のランドセル守は売れ残り?なのかもしれません(笑)
ジャンボ花絵の手入れが行われている最中でした。
咲き急ぐ桜の花をこの目で楽しもうと思い立ち、仕事の空き時間を利用して出掛けた花見見物。粟原川の桜に始まり、安倍文殊院、飛鳥寺、飛鳥坐神社とハシゴをすることができました。当館大正楼から車で15分以内にある桜の名所を、”弾丸トラベル” のごとく回ってみました。
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