ミミイカの耳は、実は鰭(ひれ)なんだそうです。
可愛らしく横に張り出した丸い耳。まるでミッキーマウスの耳を思わせますが、奈良観光に精通した人なら、橘寺の五重塔の心礎を連想する人も多いのではないでしょうか。
入荷した耳烏賊(みみいか)。
コウイカ目(ダンゴイカ目)ダンゴイカ科ダンゴイカ亜科ミミイカ属に分類されます。
墨の量が多いことでも知られ、調理の際は慎重に墨袋を外す必要があります。あるいは、その特徴を生かして真っ黒に仕上げてみるのもいいですね。当館では法事に黒胡麻豆腐をよくお出ししていますが、ミミイカの墨を生かした料理も一つのアイディアとして浮かびます。
ミミイカの ”耳” と言われる鰭の部分。
ミミイカは夜行性の烏賊ですが、真鯛を釣るエサとしても利用されることがあります。
真ん丸い形をしています。
別名を「ボウズイカ」と言いますが、その名前の由来が分かるような気が致します。
この後、煮付け料理にしてみましたが、お客様にも大変ご好評でした。
空き時間に大神神社祈祷殿前を歩いていたら、幸運にも結婚式のワンシーンに巡り合わせました。
控室になっていた参集殿から祈祷殿の廊下を通って、結婚式が執り行われる儀式殿へと向かわれる花嫁様。ご親族の方々がその後に続かれます。張り詰めた心地いい緊張感が漂います。
脂の乗ったニシンの刺身。
新鮮なニシンが入荷したので、迷わずお刺身にしてみました。
ニシンのお刺身なんて珍しいですよね。捌いていても、手の感触でその鮮度が際立ちます。秋刀魚のように脂が乗っており、極上の食材に間違いはありません。
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に展示されている埴輪。
複製品ではない本物の埴輪を目の前にして、奈良の奥深さに改めて感じ入ります。
珍しい食材が手に入ると、あらゆる角度からの撮影会となります(笑)
目にも愛嬌が感じられますね。
ずんぐりむっくりのミミイカ。
お値段も格安ですので、どこかのスーパーで見掛けたら是非お買い求めになられてみてはいかがでしょうか。期待を裏切らないお味ですよ。
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