ピンク色に染まる見た目も華やかな蕪蒸し。
12月の忘年会シーズンにもなると、体の温まる蕪蒸しが食べたくなるものです。忘年会の予約が入っていた当日、美味しそうな赤蕪が入荷したので蕪蒸しに仕立ててみることに致しました。
キアラとヤガラの赤蕪蒸し。
緑色の器に盛って供します。
蕪蒸しとくれば白身魚なわけですが、今回はキアラとヤガラを使ってみることに致しました。
そう言えば、二か月ほど前にも七五三のお祝いにキアラをお出ししたことを思い出します。アオハタとも呼ばれ、これからの季節はお鍋の材料としても珍重されます。
下にキアラ、その上にヤガラを重ねます。
忘年会会場の大正楼大広間。
忘年会はお酒を飲む機会ですから、お車でのご来館は基本的にお断りしております。誠に残念ながら送迎サービスはございませんので、徒歩1~2分のJR三輪駅をご利用頂くことになります。
代行運転サービスやタクシーの手配をお考えの方は、当館までお問い合わせください。
玄関先まで車をお付け致します。
今の季節にぴったりの白菜のパンナコッタ。
白菜の葉っぱの部分を使って、あっさりとしたデザートに仕上げています。
同じ日に、新鮮なめっきも入荷致しました。
個人的には焼魚が一番美味しいと思います。身離れが非常に良く、ほくほくとして食べやすい魚です。すだちを絞って頂きます。
蒸し器に投入。
立ちあげる湯気に後の調理を任せます。
ムース状の赤蕪と卵白で素材を覆ったら、あとは10分余りの間、熱々の蒸し器の中で火を通していきます。鰹と昆布をベースにした出汁のあんを掛け、天に皮ごとおろした生姜を盛って出来上がりです。
一年の疲れを癒す赤蕪蒸しをどうぞご賞味ください。
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